年齢を重ねるにつれ日々の生活の中で、「何だったかを思い出せない」「約束を忘れてしまった」などなど記憶力の低下を感じる高齢者は少なくありません。


「4人に1人が高齢者」という日本の高齢化社会、2035年には「3人に1人が高齢者」になるという推計も出され「超高齢化社会」を迎えると言われており、こうした悩みもより深刻になっていきます。

血流の悪化や過激な活性酸素は脳の神経細胞悪化の原因に
脳の神経細胞の減少には、活性酸素も関係していると考えられています。活性酸素が過剰に発生すると体内の脂質と結合して、脂質過酸化物という有害な物質になってしまいます。この脂質過酸化物が、脳の神経細胞にダメージを与えるだけでなく、血液をドロドロにしたり、脳の血管に付着して動脈硬化を進める原因となります。
しかも脳は、酸素消費量が多いため、活性酸素がより多く発生し、脳の神経細胞が酸化しやすくなって変質や減少したりします。 脳の認知機能を保つためには、神経細胞を保護しながら、脳を活性化していくことが大切です。そこで血流改善と酸化対策の両方で、脳の機能維持を助けるのがイチョウ葉エキスです。フラボノイドやテルペンラクトンといった抗酸化作用を持つ成分が含まれており、脳における活性酸素発生を抑制したり、神経細胞を保護する働きがあるとされています。
また酸化ストレスを負荷した動物の神経細胞において、イチョウ葉エキスが脳に対する障害を抑制することもわかっています。

イチョウ葉エキスの摂取により、認知機能の改善を実証
最も著しい結果が得られたのは、コルシブロック課題のテストでした。このテストは、被験者に対してランダムに並んだ9つの正方形ブロックを順に示し、その位置と順番を指示した通りに思い出すという課題です。イチョウ葉エキスを8ヶ月間、摂取した被験者グループは、対照品摂取グループに比べて、正順も逆順も正答数が増加し、記憶の正確さが改善されたことがわかりました。
この他、提示した15の単語を、自由に思い出してもらうテストも行われました。イチョウ葉エキスを摂取したグループは、示された単語以外を答える「こじつけ」、似た単語ばかりを答える「固執」、同じ単語を繰り返す「重複」のいずれにおいても、誤った回答が減少するという結果が得られました。これらの結果により、イチョウ葉エキスによる記憶力改善への働きが認められました。

イチョウ葉エキスは毛細血管の血流を改善し血管の再開通や発達を促す


毛細血管は加齢とともに減少し、60~70代になると20代頃の3~4割は減少するといわれています。そのため、酸素不足や栄養素欠乏により機能が衰え、認知症のリスクを高めると考えられています。
実験では、イチョウ葉エキスを240㎎/日の用量で4週間投与し、毛細血管の血流や血管の状態を観察したところ、投与後には毛細血管が増加し、血流の流れるスピードの上昇が確認されました。また多数の免疫細胞が投与前よりも血管の壁に付着し、組織内に侵入していることがわかりました。このことから、イチョウ葉エキスは毛細血管の血流を改善し、血管の開通や発達を促すことが明らかになりました。




血管内における血小板の疑集を抑制し、血流改善に導く


血小板は、血管が傷ついた時に集まって傷を防ぐ大切な役割を担っています。凝集した血小板がはがれて流れていくと、血液の粘度は上がってしまうため、血管が詰まって血流を悪化させる原因となります。
イチョウ葉エキスは、血流悪化の一因となる血小板活性化因子(PAF)を抑制する効果もあるといわれています。イチョウ葉エキス投与後の血管の様子を生体顕微鏡で観察すると、再開通した血管や血管の発達も認められています。これは、血管内で血小板が過剰に集まるのを抑制することにより、毛細血管の血流を改善し、血管の再開通や発達をもたらすものだと考えられています。




イチョウ葉エキスの含有成分と規格基準について
イチョウ葉エキスでヒトの臨床実験を行なっているEGb761は植物由来の薬品を評価する委員会(通称Commission E)が承認しているイチョウ葉エキスです。
日本では(財)日本健康・栄養食品協会がイチョウ葉エキスに対して同様の基準を設けています。

短期記憶サポート
8名のボランティアにEGb761を120mgから600mgまで投与し、60分後にステンベルグ検査を行って反応時間を測定しました。
試験は二重盲検、クロスオーバー、プラセボ対照の条件下で実施されました。
その結果、EGb761の600mgを投与した場合、60分の短期記憶力の優位性が見られました。
これは記憶障害などのない健常ボランティアで行われた試験で、EGb761は高用量600mgではありますが、ヒト臨床試験で僅か60分で記憶をサポートすることを示しています。

イチョウ葉栽培農園



「記憶のきらめき」は人体に有害なギンコール酸の残留量は5ppm以下を遵守しています。
最適な生産高を維持する為には気象、土壌などの管理栽培が重要となります。
・春先の気候が寒さの為、霜でイチョウの発芽が遅れたりしない温暖な気候
・夏の数ヶ月間、降雨が不十分であったりしない適正な雨量と土壌管理
・その年の気候によりイチョウ葉の育成状態が異ならない安定した気候と最適な生産高を維持する為の土壌管理
はイチョウ葉管理栽培には欠かせません。
・栽培用に特別仕様のトラクターを使用
・イチョウの木の成長を平均1.5mでイチョウ葉を栽培
・イチョウ葉に最も栄養が行き届く状態で収穫する為の状態維持
に努めております。